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2020年1月28日火曜日

星宇航空 STARLUX Airlines

星宇航空 STARLUX Airlines
2019年12月に台湾民用航空局から航空運送事業許可AOC(Air Operator's Certificate)取得
2020年1月23日 商業運航開始(台北桃園-マカオ、ダナン、ペナン)
2020年4月6日 台北桃園-フィリピン・セブに就航
2020年後半  台北桃園-愛媛県松山、北九州に就航予定

ICAO3レター "SJX"
ICAOコールサイン"JX" 桃園空港のターミナル1
IATA2レター "STAR WALKER"

【導入機材】(GECASからリース)
・A321neo(ビジネス8席、エコノミー180席)
無料機内Wi-Fi、全席にUSBポートと個人用モニタ(ビジネス15.1インチ、エコノミー10.1インチ)
 B-58201 A321neo 1号機
 B-58202 A321neo
 B-58203 A321neo 2020年1月17日台湾着
 B-58204 A321neo?
 B-58205 A321neo?
 B-58206 A321neo?
・A350-900を9機、A350-1000を8機導入予定

【ラウンジ】
台北T1 GALACTIC
マカオ Plaza Premium Lounge
ダナン CIP Orchid Lounge 1, 2
ペナン Plaza Premium Lounge

【その他】
・将来的にワンワールドに加盟?(エバー航空がスターアライアンス、中華航空がスカイチームなので)
・就航直後中国での新型コロナウイルス問題が発生し、航空需要が減ってしまう?

2020年1月19日日曜日

2020年 JALの重大インシデント・トラブル・不祥事など

2020年のJALグループはどのような道を歩むのでしょうか。
安全運航でお願いします。
ANAの2020年分はこちら

【重大インシデント・航空事故】


【運航・機材トラブル】
・2020年1月18日 JAL873(成田~上海浦東)B787-9が、離陸滑走中に操縦席の窓ガラスにひびが入ったため、離陸を中止(RTO=Reject Take-Off)した。

【不祥事・コンプライアンス違反】


【懸案事項】
・ZIP AIRの収益性
・国土交通省が検討している地域航空会社の合併・統合の動き(ANAウイングス、北海道エアシステム、天草エアライン、オリエンタルエアブリッジ、日本エアコミューター)

2020年 ANAの重大インシデント・トラブル・不祥事など

2020年はANAグループにとってどのような年になるのでしょうか。

安全運航でお願いします。2019年はこちら 2018年はこちら 2017年はこちら 
JALの2019年分は
【航空事故・重大インシデント】


【運航・機材トラブル】
・2020年1月4日 ANA客室乗務員の20代女性が乗務前にアルコール(0.14mg\l)が検出されたため急遽交代が必要になった。このため乗務予定だったANA2142(福岡~成田)を含め4便が遅延し、最大で25分の遅延あった。1391人に影響があった。
このCAは前日焼酎を2杯飲んだと説明している。詳細は調査中で処分は未定。

・2020年1月20日 ANA1693(新千歳~那覇)のB737-800(JA84AN)が福岡航空交通管制部を飛行中に、油圧低下の表示が出たため、福岡空港にダイバートした。福岡空港では出発機4機に最大19分の遅延が生じた。

【不祥事】
・予約センターの電話不通事案 1月1日22:00~1月2日12:16 呼出音のみが継続し係員に電話が繋がらず、通話料金が課金される事象が発生。

【懸案事項】
・一連の飲酒事案への対応、信頼低下。
・JALの猛追。
・MRJの納入延期の影響。2020年半ばに商業運航開始できるのか。2021年以降に。6度目の延期。
・A380を3機導入したハワイ路線の競争激化。
・ボーイング737MAXの導入を不安視する声。
・新型コロナウイルスの影響で成田~武漢はどうなるのか。というか航空業界全体が影響を受けそう。
・スカイマークとの提携・コードシェアはどうするのか。
・国土交通省が検討している地域航空会社の合併・統合の動き(ANAウイングス、北海道エアシステム、天草エアライン、オリエンタルエアブリッジ、日本エアコミューター)

2019年12月31日火曜日

2019年 ANAの重大インシデント・トラブル・不祥事など

2019年はANAグループにとってどのような年になるのでしょうか。
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【重大インシデント・航空事故】
・2019年3月21日 成田空港でANAのB767がプッシュバック中に、後方のフェデックスのMD-11に接触した。

・2019年6月1日 ANA171(サンノゼ~成田)B787-8(JA828A)が空調系統不具合のため高度13,000m(4万3千フート)から3,000m(1万フィート)まで緊急降下をした。

・2019年8月15日 ANA963(羽田~北京)B787-8が北京空港に向けて降下中に乱気流に遭遇。乗客2名、客室乗務員2名が負傷した。後日、国土交通省より航空事故に認定された。

・2019年11月13日 ANA947(成田~成都)B767-300ERが成都空港に向けて降下中に乱気流に遭遇。乗客1名が負傷(左足甲骨折)した。後日、国土交通省より航空事故に認定された。

【運航・機材トラブル】
・2019年1月3日 ANAウイングスの40代のB737-800機長が乗務前にアルコールが検出されたため急遽機長が交代になった。このため乗務予定だったANA501(大阪~宮崎)を含め5便が遅延し、最大で104分の遅延あった。
機長は前日19時頃までホテルの部屋で飲酒したいた。と、虚偽の説明していたが
副操縦士に口裏を合わせを依頼し、制限時間を超過し飲食店で大量の飲酒をしていた。
一応、副操縦士は飲酒量・時間について忠告したようですが、機長は無視して飲み続けた。機長はANA本社からの出向中であったが、懲戒免職になった。
(ANAグループでは乗務12時間前以降の飲酒を制限していた。この事案を受け当面の間24時間制限になった。)

2019年2月1日 国土交通省は飲酒問題で厳重注意(2018年12月21日)を行い、2019年1月18日までに再発防止策の報告を求めている中で、再び飲酒事案が発生したANAウイングス(ANAの子会社)に事業改善勧告を出す。

・2019年1月17日 ANA985(羽田~大阪伊丹)B787-8(JA825A)が大阪空港着陸後、滑走路上で両エンジンが停止したため、滑走路上で立ち往生した。このためこの滑走路が約40分間閉鎖され1便欠航9便に最大1時間44分の遅延。JAL101便が関西空港にダイバート。

・2014年5月の「飲酒検査での替え玉」事案が発覚。

・2019年2月1日 エアージャパンの副操縦士が乗務前にアルコール検知(0.25ミリグラム)ANA813に乗務予定だったが、操縦士を交代して対応した。

・2019年2月19日 ANA421(神戸~羽田)B777-200の副操縦士から乗務前にアルコールが検出された(0.05ミリグラム)。操縦士の交代のため1時間40分遅延した。

・2019年3月15日 ANA821(羽田~香港)に乗務予定であったエアージャパンの操縦士からアルコール反応が検知され遅延が発生した。社内規定を超える飲酒があった。

・2019年4月14日 ANA1651(大阪伊丹~秋田)DHC8-Q400が飛行中にコックピットの窓ガラスにヒビが入った。中部セントレア空港にダイバートした。

・2019年4月18日 ANA645(羽田~熊本)B767-300が油圧系統の故障で着陸後滑走路上で約30分立ち往生した。滑走路が70分閉鎖され、欠航・遅延が発生した。

・2019年5月1日 ANA649(羽田~熊本)B767-300が飛行中に左側エンジンの振動が異常値が発生したため、中部セントレア空港にダイバートした。

・2019年6月1日 ANA308(那覇~中部セントレア)B767-300(JA605A)が出発準備中にAPU(補助動力装置)が破損し、部品が誘導路上に飛散した。この影響でこの便は結構し、当該誘導路が約40分閉鎖されたため、13便に最大49分の遅延を発生させた。

・2019年7月11日 ANA876(香港~中部セントレア)B737-700(JA03AN)が飛行中にNo1エンジンが停止したため、福岡空港に緊急着陸した。

・2019年7月17日 ANA30(大阪伊丹~羽田)B787-8(JA819A)が飛行中にNo2エンジンで不具合が発生したため、当該エンジンを停止させ、航空管制上の優先権を要求し羽田空港に着陸した。

・2019年9月26日 大阪伊丹空港で保安検査やり直し事案発生。32便が欠航、43便が遅延し、全国ニュースになった。また9月17日にカッターを見落とす保安検査ミスがあったことも後日判明した。

・2019年10月18日 ANA564(高知~羽田)A320(JA8997)が離陸後にギア(車輪)が格納できず、高知空港に引き返した。

・2019年11月7日 福岡空港でANA242便東京行きに乗務予定だった40代の機長から0.22ミリグラムのアルコールが検出された。社内規定(乗務12時間前までに制限)に抵触した飲酒(乗務9時間前までの飲酒)が確認され、この影響で4便が遅延した。
→この機長は懲戒解雇された。

【不祥事】
・2019年2月4日 全日空商事の40代部長が2,900万円を着服し、懲戒免職処分。

・2019年4月3日 システム障害により、4月のトクたびマイル中止

・2019年4月9日 国土交通省は飲酒問題でANAとエアージャパンに業務改善勧告を出した。

【懸案事項】
・一連の飲酒事案への対応、信頼低下。
・JALの猛追。
・MRJの納入延期の影響でB737-500の退役・機材更新が進まない。B737-500のトラブルが目立つ。はたしてMRJは2020年度に導入できるのでしょうか。
・B787のエンジン整備・改修のための欠航による信用低下とコスト増加。
・A380を3機買って5月からハワイ線に投入して利益が出るのか。
・ボーイング737MAXの導入は。
・結局スカイマークとの提携・コードシェアはどうなったのか。
・ANAホールディングスの連結子会社であるピーチとバニラの統合。
・国土交通省が検討している地域航空会社の合併・統合の動き(ANAウイングス、北海道エアシステム、天草エアライン、オリエンタルエアブリッジ、日本エアコミューター)

2018年12月31日月曜日

2018年 ANAの重大インシデント・トラブル・不祥事など

2018年はANAグループにとってどのような年になるのでしょうか。
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【重大インシデント・航空事故】
・2018年6月6日 ANA834(ホーチミン~成田)B767-300ER(JA612A)がホーチミン空港で地上走行中にブレーキをかけたところCA5名が怪我をした。成田到着後1人が骨折と判明したためJCAB(国交省航空局)は本件を航空事故に認定し事故調査が進められる。この便はエアジャパンが運航。機長の判断で成田まで運航を継続していた。

【運航・機材トラブル】
・2018年1月26日 ANA273(羽田~福岡)B777-300(JA754A)が羽田空港離陸後、片方のエンジンに不具合が発生したため、航空管制上の優先権を要請のうえ、東京羽田空港に引き返した。

・2018年2月19日 ANA469(羽田~那覇)B777-300(JA755A)が羽田空港離陸後、片方のエンジンに不具合が発生したため、東京羽田空港に引き返した。

・2018年3月20日 ANA4881(新千歳~中標津)DHC8‐Q400 中標津空港着陸時に後輪右側のタイヤ2本がパンクした。パンクにより自走できなくなり滑走路が約2時間閉鎖され、折返し便が5時間半遅延した。

・2018年4月12日 ANA(大阪伊丹~松山)DHC8‐Q400 松山空港着後点検でエンジンのパネルが無くなっていた。飛行中に落下したようだ。次の便である松山~名古屋が欠航し66人に影響が出た。

・2018年4月中旬報道 ロールスロイス社製のB787のエンジンの不具合に伴い国土交通省航空局が耐空性改善通報が発行。ANAのB787の一部に影響がある。

・2018年5月21日 ANA809(成田~香港)B763(JA625A エアジャパン運航便)、ドアクローズ直後に客室でもや(白い煙)が発生した。6人が体調不良を訴えた。

・2018年6月23日 ANA232(ブリュッセル~成田)B788(JA823A)、ロシア上空で緊急事態になり、ヘルシンキにダイバート(緊急着陸)しました。

・2018年6月27日 ANA629(羽田~鹿児島)B763(JA8568)、紀伊半島上空で緊急事態を宣言し、関西空港にダイバート(緊急着陸)しました。与圧システムの警報が作動したようです。追記…実際に減圧していました。

・2018年6月30日 ANA558(函館~羽田)B788(JA810A)が飛行中に左エンジンの不具合が発生した。緊急事態を宣言して羽田空港に着陸した。左エンジンの部品が損傷していた。

・2018年7月4日発表 ANAのボーイング787に使用しているロールス・ロイス社製エンジン(トレント1000)の点検により、運航に必要な機材が不足する。ANAはB787を64機保有している。6日~12日の間に羽田発着の国内線113便が欠航し約2万1000人が影響を受ける。(JALのB787はゼネラルエレクトリック製なので影響なし)
 -7月9日追加分 13日~22日の国内線176便を欠航する。約3万6000人が影響を受ける。
 -7月12日追加分 23日~31日の国内線330便を欠航する。
 -7月17日追加分 8月の国内線378便を欠航。夏休み・お盆の繁忙期に打撃。 
   -8月10日追加分 9月1日~10月27日に国内線593便を欠航。国際線212便を欠航。
 まとめ:合計1800便以上欠航、約20万人に影響

・2018年8月8日 ANA20(伊丹〜羽田)B777-200(JA713A)が滑走路上で油漏れを起こし、B滑走路約3時間閉鎖。

・2018年10月2日 大阪伊丹空港のB滑走路(長い方)にANA20(伊丹~羽田)B777-200(JA706A)のタイヤのゴム片が散乱していた。このためB滑走路は30分間閉鎖され、遅延が発生した。

・2018年11月16日 ANA1763(那覇~石垣)B737-500が離陸直後に右側エンジンから異音がしたため那覇空港に引き返して欠航した。

・2018年11月24日 ANA1081(福岡~那覇)B737-500が那覇空港に着陸する際にギアダウン(右主脚)が計器上で確認できず着陸を中止した。その後緊急事態を宣言し、無事に着陸した。ギアは下りていた。けが人はいなかった。

【不祥事・コンプライアンス違反】
・2018年6月1日 全日空嘱託社員が不正取引で懲戒解雇。ANAの嘱託社員の60代男性が不正な取引を繰り返していた。

・2018年10月3日 ANA216(パリ~羽田)機内でパリ&ブリュッセル支店長(52歳男性)が酒に酔い乗客女性(50代)に怪我をさせた。この男性社員はビジネスクラスで出張中でグラスワインを6杯飲んでいた。ANAは論旨解雇処分にした。

・2018年10月25日 ANAウイングスの機長が前日の夜に石垣島で飲酒し二日酔いになったため急遽機長が交代になった。このため沖縄県内の5便が遅延し619人に影響した。
社内規定では12時間以内に飲酒した乗員の乗務は禁じられている。後日この機長は論旨解雇処分になった。泥酔している姿をホテル関係者が目撃しANAに報告していた。
また、この事案のためANAのハロウィンイベントが中止になった。

・2018年12月21日 国土交通省は飲酒問題でANAとANAウイングスに厳重注意を行い、再発防止策の報告を求めた。

【懸案事項】
・MRJの納入延期の影響でB737-500の退役・機材更新が進まない。B737-500のトラブルが目立つ。
・B787のエンジン整備・改修のための欠航による信用低下とコスト増加。
・A380を3機買ってハワイ線に投入して利益が出るのか。
・ハワイの火山活動の観光への影響が心配。
・結局スカイマークとの提携・コードシェアはどうなったのか。
・国内外のLCCとの競争激化の予感。
・ANAホールディングスの連結子会社であるピーチとバニラの統合
・AIRDO運航のコードシェア便が乗員繰りにより一部欠航。2018年2月は東京(羽田)- 札幌(新千歳)線の合計26便(13往復)が対象。機種はB767-300。
・国土交通省が検討している地域航空会社の合併・統合の動き(ANAウイングス、北海道エアシステム、天草エアライン、オリエンタルエアブリッジ、日本エアコミューター)

2018年 JALの重大インシデント・トラブル・不祥事など

2018年のJALグループはどのような道を歩むのでしょうか。
安全運航でお願いします。
ANAの2018年分はこちら

【重大インシデント・航空事故】
・2018年5月24日 JAL632(熊本~羽田)B767-300(JA8980) 熊本空港離陸時にエンジン(CF6-80C2)が発生し熊本空港に引き返し。熊本県上益城郡益城町にて、当該エンジン部品の落下物が発見された。着後点検でエンジン後方のタービン部などに損傷があることが確認され、重大インシデントに認定された。今後運輸安全委員会の調査が進められる。

・2018年6月24日 JAL514(札幌~羽田)B777-300(JA8944)宮城県上空3万フィートを飛行中に、機体が突然強く揺れて客室乗務員1人が左足を骨折し全治2ヶ月。JCABは本件を航空事故に認定した。

・2018年7月2日 JALエンジニアリング(成田空港)がB767型機のAPU(補助動力装置)を整備中に放射性物質が漏えいした。人体への影響は無いようです。
原子力規制委員会は事故報告事象に認定した。

・2018年11月13日11時50分前後(現地時間) 上海浦東空港でデルタ航空528便(デトロイト行)A350-900(N501DN)が滑走路34L離陸滑走中に、滑走路34Rに着陸後駐機場に向かっていたJAL873便(成田~上海) B787-9(JA869J)が当該滑走路に進入したため、デルタ機が緊急停止した。滑走路運用状況は34Lが離陸、34Rが着陸であったため、到着機は着陸後滑走路34Lを横断する必要があった。デルタ機は急ブレーキの影響でタイヤが破損し欠航。JAL機は中国航空局による原因調査のため13日は上海に留置された。本事案では怪我人はいない。原因は不明であるが、一歩間違えればテネリフェ空港ジャンボ機衝突事故の二の舞であったため、重大インシデントに認定される見込み。

【運航・機材トラブル】
・2018年11月21日 JAL335(羽田~福岡)が、オーバーブッキングで座席調整ができず欠航。この便はB777-200の座席数375席を上回る約400名の予約を受け付けていたが、出発前の座席調整に時間を要し、福岡空港の運用時間(門限22時)に間に合わず欠航になった。

・2018年12月19日 JAL133(羽田~伊丹)B777-200( JA8979)が着陸後にオイル漏れを。B滑走路が清掃作業のため長時間閉鎖されたため、到着便3便が関西空港にダイバートしました。(ANA2179,JAL2088,JAL3007)

【不祥事・コンプライアンス違反】
・2018年5月23日 JAL8791(ホノルル~関西空港)で男性CAが休憩中にトイレで飲酒した。(缶ビール350ml)
男性CAは「よく眠れるように飲んだ」と話した。JALは運航規定違反として(乗務開始の12時間前から運航終了まで一切の飲酒を禁止)厳正に処分するとしている。
国土交通省はJALに厳重注意し再発防止策の報告を指示した。

・2018年10月28日 JAL44(ロンドン~羽田)に乗務予定だった副操縦士から英国の法令基準を約10倍も上回るアルコールが検知され現地警察に拘束(逮捕)された。イギリスの裁判で禁錮10ヶ月の実刑判決になり懲戒免職処分になった。JALオフィスでのアルコールチェック(呼気検査)では異常がなかったらしいが…。また副操縦士が拘束後、2名乗務で運航したことについては「判断が誤っていた」とJALは認めた。

・JAL国内線パイロットの飲酒 2017年8月~2018年11月に乗務前のアルコール検査で19件の基準オーバーがあっり、交代乗員手配のため12便が遅延していた。その際の遅延理由は「乗員の体調不良」としていた。JALの社内基準は呼気1㍑中0.1mg。

・12月21日、国道交通省が飲酒問題でJALに事業改善命令

・客室乗務員が乗務中に飲酒。ホノルル行きのCAからアルコール検出。12月17日のJAL786に乗務中の女性CAからアルコールが検出された。JALの社内調査で乗務中の機内でシャンパンを飲酒した可能性が極めて高い。
→後日、このCAは機内で飲酒したことを認めました。
→→国土交通省航空局は1月11日、JALに業務改善勧告

【懸案事項】
・中長距離の新会社の創設
・国土交通省が検討している地域航空会社の合併・統合の動き(ANAウイングス、北海道エアシステム、天草エアライン、オリエンタルエアブリッジ、日本エアコミューター)

2018年11月15日木曜日

2018年 日本国内で起こった航空トラブル(ANA、JAL以外)

日本各地で起こった民間航空会社のトラブル事案を備忘録的にまとめています。
ANAとJALは件数が多いためそれぞれ別のページにまとめました。
ANAの2018年分はこちら JALの2018年分はこちら

・2018年3月20日 上海吉祥航空(A320)が那覇空港出発時に管制官の滑走路上で待機の指示を無視し、着陸した海上保安庁機がまだ滑走路上にいたのに無許可で離陸滑走を開始した。重大インシデント認定。

・2018年3月24日 ピーチ151便(関空~福岡)が福岡空港に着陸後、前輪のタイヤがパンク&タイヤホイールが破損し自走不可になり滑走路上で停止した。滑走路が2時間閉鎖され重大インシデント認定。

・2018年6月14日 航空自衛隊のF15戦闘機(スクランブル機)が、那覇空港の管制官に滑走路手前待機を指示されていたのに、他の航空機(琉球エアコミューター)が着陸進入中の滑走路に誤進入した。重大インシデント認定。

・2018年7月17日 航空自衛隊のE2C(早期警戒機)が那覇空港に着陸後、タイヤがパンクし滑走路上で動けなくなった。滑走路が1時間40分閉鎖された。50便以上に、欠航・ダイバート・遅延の影響があった。

・2018年7月30日 エアカナダ5便(B788)が成田空港B滑走路に着陸後、建設中の誘導路に誤進入し4時間半立ち往生した。B滑走路が長時間閉鎖され、多くの便に遅延し欠航やダイバートも発生した。

・2018年10月27日 羽田空港で中国籍ビジネスジェット(G650、B-3276)が管制官の滑走路手前待機の指示を無視してB滑走路に進入した。岡南航空(C510、JA123F)が着陸進入中だったが、管制官の指示でゴーアラウンドした。重大インシデント認定。

・2018年11月8日深夜 エールフランス航空293便(B777)が羽田空港C滑走路から離陸後、通常ルートを外れて皇居上空を含む東京都心を低空飛行していた。原因はパイロットの操作ミスでした。

・2018年11月13日 シンガポール航空のA380が関西空港B滑走路に着陸後、管制官の指示と異なる誘導路に誤進入し30分停止した。パイロットの勘違いが原因とみられる。

・2018年11月14日 スカイマーク705便(羽田~千歳)に乗務予定だったアメリカ人男性機長(49歳)が乗務前のアルコール検査で陽性反応が出た。乗員交代のため約20分遅延した。

・2018年12月23日 仙台空港でプライベート機(N137FL)が着陸後滑走路を逸脱し草地で停止した。この事故のため、欠航・ダイバート・遅延が発生した。

・2018年12月26日 那覇空港で灯火が外れ、穴が開いたため、滑走路が長時間(1時間15分)閉鎖された。原因は調査中。12便が欠航し、ダイバート・遅延が発生した。

2017年12月31日日曜日

2017年 ANAの重大インシデント・トラブル・不祥事など

2017年にあったANAグループの事案をまとめてみました。
2018年はこちら 

【重大インシデント・航空事故】
・2017年1月19日 ANA1831(秋田~新千歳)DHC-8-400(JA461A)が、新千歳B滑走路に着陸後、誘導路へ離脱する際オーバーラン(雪山に突っ込む)。乗員乗客25名に怪我人なし。
弊社機材が着陸後誘導路に停止したため、札幌千歳空港の滑走路を一部閉鎖していましたが、18時00分に滑走路の運用を再開しました。
今後も、遅延など運航への影響が発生する可能性がございます。(引用)
原因:機長による制動の開始が遅れたこと及び同機のパワーレバーがディスク位置にセットされず減速に必要な制動力を得られなかったことのため、同機が滑走路をオーバーランしたものと推定される。また、滑走路終端付近及び過走帯の積雪等の状態が悪かったことも、同機のオーバーランに関与したものと考えられる。(運輸安全委員会の報告書より)

【運航・機材トラブル】
・羽田→シドニーでの出来事。エコノミー席のイギリス人男性に特別機内食である「グルテンフレンドリーミール(GFML)」として「バナナ1本」を提供。ネット上で話題になる。しかし、このときは軽食(Snack)の時間で、他の乗客にはサンドイッチが提供されていたことを考えると、バナナ1本は妥当だと思いますが…(笑)

・2017年5月11日 福岡空港でブレーキ不具合が発生し約1時間滑走路閉鎖。

・2017年5月12日 ANA209が飛行中にエンジン油量が低下して、ロシアのブラーツク空港に臨時着陸。

・2017年6月1日 ANA770(那覇~大阪伊丹)B777-200(JA711A)が、飛行中に右エンジントラブル。那覇空港に緊急着陸。

・2017年7月16日 ANA464(那覇~羽田)B777-300(JA754A)が、飛行中に右エンジントラブル。那覇空港に緊急着陸。

・2017年8月3日 ANA1101(羽田~鳥取)A320(JA8300)が、岐阜県上空を飛行中にエンジントラブル。中部セントレア空港に緊急着陸。

・2017年8月12日 ANA37(羽田~大阪伊丹)B777-200(JA703A)が、相模湾上空で上昇中に客室の与圧が低下、緊急事態を宣言して羽田空港に着陸。酸素マスクも出たようです。
 *この事案はJAL123の33回忌と重なり大きく報道されました。

・2017年8月7日と8日 ANAのB767-300ER(JA621A)について、2日連続で同じ機体から同じ部品が脱落。

・2017年9月18日 ANA435(中部セントレア~福岡)B737-500(JA303K)が、飛行中に機内で異臭がしたため、中部空港に引き返し緊急着陸。エンジンの汚れがエアコンの空気に混入した疑い。

・2017年11月2日 ANA924(広州~羽田)B767-300ER(JA611A)が離陸直後に機内にモヤが発生し引き返し広州空港に緊急着陸。怪我人なし。

・2017年12月15日 ANA805(成田~バンコク) B787-8(JA832A)が 鹿児島県沖永良部上空で機内にモヤと異臭が発生し、航空管制上の優先権を要請。那覇空港に緊急着陸。外国人女性1名が体調不良で病院に搬送された。

・2017年12月24日 ANA471(羽田~那覇)B777-200(JA716A)が羽田空港離陸後、機材不具合が発生したため羽田空港に引き返し。機材変更に再就航。JA716Aは約4ヵ月も運用から外れていて、運用復帰初っ端での出来事でした。

・2017年12月26日 ANA175(ロサンゼルス~成田) ロサンゼルス離陸して4時間後、搭乗すべきでない乗客(ユナイテッド航空の乗客?)が機内にいたため、ロサンゼルスに引き返し大幅遅延。

【不祥事・コンプライアンス違反】
・50代の機長が操縦中にコックピットから私物のスマートフォンで写真撮影。データをインターネットで知り合った人に送った。国土交通省は行政指導を検討。

・ANAグループ男性社員が「使用済みの株主優待券」を持ち出し金券ショップに転売、不正に数億円を得ていた。内部調査で約2年前に発覚していたが、ANAは2017年12月24日まで公表せず。当該社員は懲戒解雇されたようです。この社員とANAの間で示談が成立しているらしい。

【懸案事項】
・トランプ大統領就任によってアメリカ・メキシコの関係悪化が予想される中でのメキシコシティへの就航。2017年2月15日から成田-メキシコシティ毎日就航。(B788の169席タイプ)

・テロや治安悪化による欧州路線の今後はどうなるの?(特にパリとブリュッセル)

・MRJの納入延期。果たして東京オリンピックまでに就航できるのか?(2008年に25機発注しました。)
B737-500の退役を延期するのか?Q400やB737-800を追加導入するのか?
(4月7日追記) ANAはMRJの納入延期による代替機としてB737-800を4機リースするようです。

・MRJの納入延期の影響でB737-500の退役が進まない。

・A380を3機買ってどうするのか?ハワイ線に投入するらしいけど・・・。

・スカイマークとの提携・コードシェアはどうなったのか。

・4月1日からライバルのJALが復活。競争が激化しそう。JALは国内線の機内Wi-Fi無料にしたのにANAは・・・。

・ユナイテッド航空の乗客引きずり下ろし炎上事案。ANAとユナイテッド航空の共同事業に影響はあるのかな。

2017年1月15日日曜日

2016年 ANAのトラブル・重大インシデントまとめ

【懸案事項】
・スカイマークへの支援
コードシェア、予約システムの統合については未定。

・A380を3機購入 パイロット育成、整備コスト
観光路線の成田~ホノルルに2019年春就航予定らしいですが採算取れるのでしょうか…?

・ブリュッセル、パリ路線(テロによる影響による旅客の減少?)

・ベトナム航空への出資

・中国、香港、台湾からの渡航者減少(爆買バブル終了?)

・MRJの開発遅れ、納期延長。2020年のオリンピックに間に合うのか・・・?

・2017年2月からメキシコシティへ新規就航するが、トランプ政権の対メキシコ政策の影響は…?

【トラブル】
・2016年3月22日 国内線システム障害。欠航、遅延多数。

・2016年8月12日 羽田空港での荷物置き去り事件。
・2016年8月14日 成田空港でB787(JA840A)がエンジントラブル。滑走路閉鎖。
・2016年8月20日 ANA609便(羽田発宮崎行)B787(JA825A)、エンジントラブルで離陸直後に引き返し。
・2016年8月25日 ANA241便(羽田発福岡行)B789(JA833A)、エンジントラブルで羽田に引き返し。
★B787のロールスロイス製エンジンのトラブル連発を受けて、エンジン交換整備による欠航発生。

・2016年8月28日 ANA843(羽田発シンガポール)B787(JA874A)、飛行中操縦席窓にヒビ。那覇空港にダイバート。

・2016年8月30日 ANA829便(成田発ムンバイ行)B787(JA814A)、エンジントラブルで成田に引き返し。

・2016年9月25日 ANA823便(成田発台北行) B763 左側エンジントラブルで成田空港に引き返し。

・2016年9月30日 福岡発の国内線で定員オーバーのまま運航開始という前代未聞の失態。国土交通省から厳重注意処分

・2016年11月10日 東京羽田空港の手荷物搬送システムに不具合が発生。東京羽田空港を発着する便の遅延、一部の手荷物を搭乗便に搭載できないトラブルが発生。

・2016年12月31日 ANA204便(フランクフルト発羽田行)B773、エンジントラブルでクラスノヤルスク/ロシア空港にダイバート。

【重大インシデント・事故】
・2016年5月27日 B737-800 JA85AN(東北フラワージェット)の与圧不具合重大インシデント(以下引用)
 



【お詫び】2016年5月27日のANA561便の運航について
2016年5月27日(金)8時40分ごろ、ANA561便(羽田発 高知行)は、三浦半島上空を通過中、客室内与圧システムに不具合が発生したため、羽田空港に引き返しました。当該便をご利用頂いたお客様をはじめ、関係者の皆様に対し、多大なるご心配ならびにご迷惑をお掛け致しましたことを、あらためまして深くお詫び申し上げます。

なお、当事象は、5月31日(火)16時00分、国土交通省より重大インシデントと認定されました。弊社では今後、国土交通省運輸安全委員会による原因究明に全面的に協力してまいります。また、原因が判明次第、弊社ホームページなどにてお知らせ致します。


2016年10月26日水曜日

ANA 立乗り事案の対応策で遅延が増えるかも

2016年9月30日にANA運航便が立乗り事案を起こし国土交通省航空局からの厳重注意処分になりました。
その後、再発防止策(ANAHP)が公表されたのですが・・・。やりすぎな気がします。

対策1「保安検査場通行証・搭乗案内用紙を発行」 

 これによって、用紙発行コスト増、保安検査混在・待ち時間増加・出発遅延などの影響が考えられます。また、保安検査場通行証がどういうものかは分かりませんが、Skip時の受取方法や紛失時の対応などで課題があると思います。用紙を紛失する方が必ず出てくるので。


対策2「航空機の駐機場から移動開始までに旅客の着席、シートベルト着用を徹底」

 これによって暫くの間は出発遅延が多発することが予想されます。
これまで、ドアクローズ後すぐにプッシュバックしていました。
そのため、シートベルトの着用チェックはプッシュバック~地上走行中にも行われていました。
しかし、移動開始までに着用確認をするとなると、現在のダイヤだと多少なりとも遅延が発生する可能性が高いです。
また、移動開始後に乗客がトイレ等で席を立った場合の対応に課題があります。

今回の再発防止策を実施することで、確かに安全運航がより確実なものになるでしょう。
しかし、コスト・遅延増加という懸念があります。
チェックイン時刻・保安検査場通過時刻が現在よりも早められる可能性があります。
また保安コスト増加が運賃に転嫁される可能性もります。
そして遅延の増加などにより利用者の利便性が損なわれる可能性もあります。

個人的にはプッシュバックに立っていても安全上全く問題ないと思いますが…。

【追記】
2017年3月21日JALでも同様の定員オーバー事案が発生しました。

2016年2月4日木曜日

JALの医師事前登録制度

JAL(日本航空)と日本医師会は2016年2月15日から、
医師がJALに搭乗する際、JALが座席情報などを把握できる「医師の事前登録制度」を導入する。
登録(任意)した医師への特典として、上級マイレージ会員向けの空港ラウンジを開放する。

このニュースを見て思ったこと。

JALのラウンジには無料のお酒があります。
登録した医師はお酒飲み放題です。もちろん飲む人はいるでしょう。。
さて、機内で救護を要請された際に、お酒に酔ったまま処置して何かあったどうするのかな。
また、「今は酔ってるから医療救護はできない!また今度な!」ってことになったらこの制度の意味がありません。

「登録した医師に対しては、
ラウンジ、機内においてアルコールを一切提供しない!」 ってことにはならなそうだし。

このまま運用して果たして上手くいくのでしょうか・・・。
そして、これをANAが真似するのかどうか見ものです(笑)

ちなみにルフトハンザ航空でも同じような医師登録制度(Doctor on board)を運用しています。

【2016年5月追記】
ANAでも医師登録制度「ANA Doctor on board」を9月からはじめるようです。
登録した医師が搭乗していても協力は任意で、医療行為について揉めたらANAが対応してくれるようです。
ラウンジが使えるのかどうかは分かりません。

2014年6月8日日曜日

LCCのニュース

Low Cost Career(格安航空会社)の気になるニュースをまとめてみます。

ピーチ・アビエーション A320、13機
2014年下旬 計画減便を発表(パイロット不足で約2,000便)
2014/4/28   MM252便で重大インシデント(海面へ異常接近)

■ジェットスター・ジャパン A320、18機 
2013/10/09 国土交通省から厳重注意を受ける(機体の検査漏れ)
・関空拠点化遅れ

■バニラ・エア A320、6機
・減便(パイロット不足)

■春秋航空日本 B737-800、3機
2014/6/6 6月27日→8月1日に就航延期(準備不足・パイロット不足)

■エアアジア A320
・2015年夏頃に楽天をパートナーとして国内線に再参入する。


何かあったら随時更新していきます。
下記の新興航空会社はLCCでは無いと思います。
スカイマーク  2013年6月にA330就航、A380でNRT-JFKへ就航予定
          ★7/29 A380、6機をキャンセル。多額の違約金の可能性。
IBEX CRJ
ソラシドエア B738
エアドゥ 
スターフライヤー 経営が厳しそう。
フジドリームエアラインズ 頑張っている。

2014年6月5日木曜日

国土交通省「上空通過料」の値上げ検討

国土交通省は、日本の空域を通過する、外国の航空機から
徴収している「上空通過料」を値上げする方向で検討に入った。

具体的には、
韓国・中国・台湾・香港などからの北米路線
韓国~太平洋・オセアニア路線

上空通過料は、航空管制官等の人件費や、レーダーなどの航空保安設備の維持管理費に充てる。
2012年の上空通過機は約20万機であった。
 ■洋上のみを通過…16,000円
 ■洋上・陸上を通過…89,000円 (平成25年度の料金)

ちなみに、日本国内に離着陸する航空機に対しては、着陸料航行援助施設利用料を徴収している。



2014年5月1日木曜日

ピーチ機の海面異常接近について

2014年4月28日午前11時47分頃、
ピーチ・アビエーションのAPJ252(A320-200、JA802P)(新石垣空港(ROIG)→那覇空港(ROAH))が、
那覇空港のRunway18へ最終進入中に、海面に異常接近して対地接近警報装置(GPWS)が作動したため、
緊急回避操作・進入復行を行い、約20分後の12時10分に着陸した事案が発生した。
乗務員6名、乗客53名の計59名は無事であった。
国土交通省 航空局 安全部 航空事業安全室は今回の事案を航空法施行規則第166条の4第5号
「飛行中において地表面又は水面への衝突又は接触を回避するため航空機乗組員が緊急の操作を行った事態」でったたとして、
「重大インシデント」と認定した。


一部の報道で、
「パイロットは航空管制官の指示を復唱(リードバック)することになっている」と誤解を招くような表現されているが、
今回のような着陸誘導管制(CGA=Ground Controlled Approach)では、管制官が精測進入レーダー(PAR=Precision Approach Radar)を使用し進入経路・高度に対する指示を連続的に一方送信するため、
その指示に対してパイロットが復唱することはない。

・精測レーダー進入をする際に、航空機がグライドパスに接近する際には、管制官から次の用語が発出され、降下開始の予告がされる。
■Approaching Glidepath.(グライドパスに接近中)

・航空機が最終降下開始地点に到達した際には、管制官から次の用語により、降下を開始する用ん指示される。
■Begin Descent.(降下を開始しなさい)

個人的考察…Begin Descentと指示された際に、パイロットの知識不足等(CGAに不慣れ)の理由で決心高度の約400フィート付近(約100m)までいきなり降下してしまったのではないのかなと思っています。

ピーチ機のコックピットボイスレコーダー(CVR)とフライトデータレコーダー(FDR)の記録は残念ながら残っていたいらしいが、
管制機関には交信記録と航跡等のレーダー記録が残っているはずなので、
どのタイミングでピーチ機が異常降下開始したのか、管制官とパイロットの間でどのような交信がなされていたのかが分かるはずだ。
しばらく事故調査の行方を見守りたい。

*国土交通省航空局管轄の空港でGCAを実施している空港は現在那覇空港だけである。
自衛隊管轄空港では比較的多くの空港でGCAが実施されている。

【2016年7月25日追記】
「機長が着陸の手順の確認に気をとられて意図せずに高度を下げる操作を行ったとみられる」との報道がされる。近く報告書が公表される見込み。